内科でよくある質問Q&A(甲状腺編)|つねだクリニック|伊丹市鴻池の内科・糖尿病内科

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内科でよくある質問Q&A(甲状腺編)|つねだクリニック|伊丹市鴻池の内科・糖尿病内科

内科でよくある質問Q&A(甲状腺編)

1.甲状腺機能低下症やバセドウ病とはどのような病気ですか?

甲状腺機能低下症は、甲状腺ホルモンが不足し、新陳代謝が低下する病気です。バセドウ病は逆に、甲状腺ホルモンが過剰に分泌され、代謝が活発になりすぎる病気です。どちらも早期の治療が大切です。

2.甲状腺の異常を示す症状にはどのようなものがありますか?

甲状腺の異常では、新陳代謝に伴う症状が多くあります。疲労感、体重の変化、動悸、便秘や下痢、手の震え、寒がりや暑がりなどの症状に注意しましょう。症状が続く場合は早めに医師に相談することが大切です。

3.甲状腺ホルモンの治療期間や注意点を教えてください。

甲状腺ホルモン治療は、長期間、時には一生続けることがあります。定期的に血液検査を受け、ホルモンのバランスを確認しながら、医師の指示に従って服薬を続けることが重要です。

4.甲状腺の病気がある場合、食事や生活習慣で気をつけることは何ですか?

バランスの良い食事と適度な運動が大切です。ヨウ素を多く含む食品(海藻類など)の摂取は甲状腺に影響を与えるため、過剰摂取を避けるようにしましょう。

5.甲状腺の病気は遺伝することがありますか?

甲状腺の病気は家族歴が影響することがあります。特にバセドウ病や甲状腺機能低下症は遺伝的な要因も関係しているため、家族に甲状腺の病気がある場合は注意が必要です。御自身と併せて、家族も一緒に医師に相談してみましょう。

6.甲状腺の異常は体重にどのように影響しますか?

甲状腺機能低下症では代謝が低下し体重が増加しやすく、バセドウ病では代謝が過剰になり体重が減少しやすくなります。身に覚えのない体重の変化があれば注意が必要です。また、治療により体重の変動を管理することが可能です。

7.甲状腺機能低下症はどのように治療されますか?

甲状腺機能低下症は、足りない甲状腺ホルモンを薬で補充する治療を行います。レボチロキシン(チラーヂン®の内服が一般的です。治療を始めると徐々に症状が改善しますが、ホルモンのバランスを保つために継続的な治療が必要です。

8.甲状腺に異常がある場合、どのような検査を受けるべきですか?

血液検査で甲状腺ホルモンのレベルを測定し、必要に応じて超音波検査や甲状腺シンチグラフィーなどの画像検査を行います。これらの検査により、甲状腺の機能や状態を詳しく確認できます。