内科でよくある質問Q&A(薬・治療編)
- 2024年11月4日
- よくある質問
1.市販薬と処方薬の違いは何ですか?
市販薬は、軽い症状や一時的な不調に対して誰でも購入できる薬です。一方、処方薬は医師の診察を受けた上で、個々の症状に合わせて出される薬です。処方薬市販薬と比べて効果が強い場合もあり、使用には医師の指導が必要です。
2.薬の飲み合わせで注意するべきことはありますか?
薬同士やサプリメント、食べ物との組み合わせで効果が変わったり、副作用が強くなることがあります。特に、血圧や心臓、糖尿病の薬を飲んでいる場合は、飲み合わせに注意が必要です。医師や薬剤師に必ず相談しましょう。
3.毎日飲むサプリメントやビタミン剤は必要ですか?
バランスの取れた食事ができていれば、基本的にサプリメントは不要です。ただし、特定の栄養素が不足している場合や、医師が勧める場合は補助的に使うことが有効です。自己判断で長期間続けるのは避けましょう。
4.薬を飲むタイミングや食べ物の影響について教えてください。
薬には、食後や食前、空腹時に飲むものがあります。食べ物の影響で吸収が変わる薬もあるため、指示通りに服用することが大切です。特に牛乳やグレープフルーツジュースは、薬の効果に影響を与える場合があります。
5.風邪をひいたとき、抗生物質は必要ですか?
風邪の原因はウイルスであることが多く、抗生物質は効果がありません。抗生物質が必要なのは、細菌感染がある場合です。不必要に抗生物質を使用することで耐性菌の発生を招いてしまい、いざという時に効果が期待できなくなってしまいます。自己判断で抗生物質を使わないよう、医師の指導を受けましょう。
6.解熱剤はどんな状況で使うべきですか?
解熱剤は、熱が高くて辛いときや、日常生活に支障が出る場合に使うと良いです。ただし、37〜38度の軽い発熱は、体がウイルスと戦っている証拠なので、無理に下げる必要はありません。症状や体調に応じて判断しましょう。
7.薬の副作用に気をつけるべきサインはありますか?
副作用のサインとして、皮膚の発疹、めまい、吐き気、息切れなどが挙げられます。特に、突然の強いアレルギー反応や息苦しさを感じた場合は、すぐに医師や薬剤師に相談してください。副作用が疑われる場合は服用を中止し、医師の指示を仰ぎましょう。
8.長期的に薬を飲み続けることのリスクはありますか?
薬によっては長期的な服用で副作用が出ることがあります。例えば、胃の不快感や肝機能への影響です。長期服用する薬は、定期的に医師の診察を受け、副作用のリスクを最小限にすることが大切です。