『タバコ1本で14分の余命短縮。』といわれています。
喫煙は肺がん、胃がん、心筋梗塞、脳梗塞、糖尿病といった病気との因果関係が指摘されている中、禁煙に挑戦し失敗された方も多いと思います。
健康保険で行う禁煙治療は、お一人の努力だけではなく、禁煙補助剤の使用や医師、看護師の指導、アドバイスを受けて治療が進められますので、ご検討中の方はご相談ください。
- 禁煙治療は3ケ月(12週間)で5回の通院プログラムとなり、禁煙成功率は約70~80%です。
このような方にオススメです
35歳以上の方は、下記の①~④の条件を満たしていれば健康保険で禁煙治療を受けられます。
35歳未満の方は、下記の①、③、④の条件を満たしていれば健康保険で禁煙治療を受けられます。
- タバコ依存度スクリーニングテスト(TDSテスト)で5点以上
- 1日の喫煙本数×喫煙年数(ブリンクマン指数)が200以上
- 直ちに禁煙することを希望し、禁煙治療を受けることを文書により同意している(当院では問診票に記入)
- 初めて禁煙治療を受ける、もしくは前回の禁煙外来(保険診療による)初回日より1年以上経過している
- 条件を満たしていない項目があった場合、健康保険で治療を受けることはできません。
- 禁煙治療は12週間で5回通院のプログラムとなっているため、スケジュールどおりに来院できない場合は保険診療での治療は中断となり、以降の治療は自費診療とさせて頂きます。
(再度保険適用になるには治療初回日から1年以上経過する必要があります。)
禁煙外来の流れ
- 喫煙状況やニコチン依存度、禁煙の関心度などをチェックし、呼気中一酸化炭素濃度などを検査いたします。その後、病状に合わせて治療方法をご説明いたします。
- 詳細に診断を行った上で禁煙開始日などを決定し、禁煙補助薬を処方いたします。
- 定期的(およそ2週間~4週間おき)にご来院頂き、禁断症状の確認や対処法などをカウンセリングしながら、治療を進めていきます。
※チャンピックス錠は2021年7月以降全世界で出荷停止となっているため、現在禁煙治療薬の取り扱いについてはニコチンパッチ(ニコチネルTTS)のみとなっております。