内科でよくある質問Q&A(インフルエンザ編)
- 2024年11月20日
- インフルエンザについて,よくある質問,当院からのお知らせ
インフルエンザと普通の風邪の違いは何ですか?
インフルエンザは、風邪よりも高熱や全身の痛み、倦怠感が強く、突然発症することが多いです。風邪は症状が軽めで、徐々に進行することが一般的です。インフルエンザは合併症のリスクも高いので、注意が必要です。
インフルエンザの予防接種を受けていても、かかることがありますか?
予防接種を受けても、100%防げるわけではありませんが、重症化を防ぐ効果があります。また、接種によってかかるリスクも減少するため、予防接種は非常に有効です。
インフルエンザにかかった場合、いつから仕事や学校に戻れますか?
インフルエンザの場合、発症から5日間、解熱後2日間は外出を控えることが推奨されています。この期間は他人に感染させる可能性が高いため、体調が回復してもすぐに出勤や登校しないことが大切です。御自身の体調を確認した上で、復帰時期については職場や学校にも確認してみましょう。
インフルエンザにかかった時、家族に感染させないためにはどうすれば良いですか?
感染経路として、飛沫と接触がメインと言われています。そのため、マスクの着用や手洗い、アルコール消毒が効果的です。また、できるだけ部屋を分け、タオルや食器を共有しないようにしましょう。こまめに換気を行い、室内の空気を清潔に保つことも大切です。
インフルエンザの予防にはどんな生活習慣が効果的ですか?
手洗いやうがい、バランスの良い食事、十分な睡眠が免疫力を高めるため効果的です。また、人混みを避ける、マスクを着用する、そして予防接種を受けることも予防に大いに役立ちます。
インフルエンザにかかった場合、どういった治療が有効ですか?
抗インフルエンザ薬の服用が効果的です。発症後48時間以内に薬を開始することで、症状の悪化や回復までの時間を短縮できます。症状に合わせて、解熱鎮痛剤や咳止めなどの服用も有効ですが、同時に水分補給と休養も大切です。
インフルエンザにかかっても自宅で回復できますか?
多くの場合、インフルエンザは自宅で休養し、抗インフルエンザ薬を服用すれば回復の短縮が期待できます。ただし、高熱が続く場合や呼吸が苦しくなるなどの症状が出たら、すぐに医療機関を受診してください。
高齢者がインフルエンザにかかった場合、特に注意することは何ですか?
高齢者は合併症を起こしやすいため、早期の治療が重要です。特に肺炎や心不全などが重症化するリスクが高いため、体調の変化を見逃さず、異常を感じたらすぐに医療機関を受診することをお勧めします。