アレルギー性鼻炎を悪化させない!生活改善と予防策で症状を和らげる方法|つねだクリニック|伊丹市鴻池の内科・糖尿病内科

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アレルギー性鼻炎を悪化させない!生活改善と予防策で症状を和らげる方法|つねだクリニック|伊丹市鴻池の内科・糖尿病内科

アレルギー性鼻炎を悪化させない!生活改善と予防策で症状を和らげる方法

アレルギー性鼻炎を悪化させる生活習慣とは?

「しっかり薬を飲んでいるのに、なかなか鼻炎が良くならない…」という方、もしかすると生活習慣が原因かもしれません!

以下の習慣がある方は、アレルギー性鼻炎を悪化させる可能性があるため、できるだけ避けるようにしましょう。

寝る前のNG行動(部屋の掃除・ペットとの接触)

✔ 部屋の掃除を寝る前にする → 掃除中に舞ったハウスダストやダニが、寝ている間に鼻へ侵入します!掃除は朝or昼に行いましょう。

✔ ペットと一緒に寝る → 犬や猫の毛・フケが原因で鼻炎が悪化することがあります。寝室はペットと分けるのがベストです!

室内環境が原因?空気清浄機・加湿器の活用方法

✔ 空気清浄機は「花粉・ハウスダスト対応」のものを選ぶ

✔ 加湿器で適度な湿度(40〜60%)をキープ 

室内の空気環境が悪いと、アレルギー症状がひどくなりがちです。空気清浄機を使用することで、花粉やハウスダストを減らすことができます。また、加湿器を使って室内の湿度を適切に保つことで、鼻の粘膜を乾燥から守り、症状を和らげることができます。

食生活とアレルギーの関係(免疫力を高める食事)

栄養バランスの取れた食事は、免疫機能を正常に保つために重要です。特に、ビタミンCやビタミンD、乳酸菌を含む食品を積極的に摂ることで、アレルギー症状の緩和が期待できます。

アレルギー性鼻炎の予防策

アレルギー性鼻炎を防ぐためには、日常生活の中でしっかりと対策を取ることが大切です。以下の方法を実践することで、症状の発症を最小限に抑えられる可能性があります。

花粉症対策としてできること(マスク・ゴーグル・服の選び方)

✔ マスクの選び方 → 花粉ブロック機能付き、不織布マスクを使用しましょう

✔ ゴーグル・メガネの活用 → 目のかゆみを防ぐことが可能です

✔ 服の選び方 → 花粉がつきにくいツルツル素材の服がベターです(ウールやフリースは花粉が付着しやすい)

外出時は、花粉を防ぐためにマスクやゴーグルを着用しましょう。また、衣類についた花粉を家に持ち込まないよう、帰宅後はすぐに衣服を着替えることが効果的です。

ハウスダストやダニを減らす掃除のコツ

✔ 布団・枕は週1回天日干し&掃除機をかける

✔ カーテンやソファも定期的に洗濯

✔ 寝室にはカーペットを敷かない(ダニの温床になるため)

こまめな掃除はアレルギー症状を防ぐために重要ですが、掃除のタイミングや方法にも注意が必要です。掃除機をかける際は、床だけでなく、カーテンやソファなどの布製品も忘れずに掃除しましょう。

外出時・帰宅後のアレルギー対策(衣類の管理・洗顔・鼻うがい)

✔ 帰宅後はすぐに衣類を着替える

✔ 髪の毛に付着した花粉を洗い流す(シャワー・洗顔)

✔ 鼻うがいで花粉を除去

外から帰宅したら、すぐに手洗いや洗顔を行い、衣類についたアレルゲンを落としましょう。鼻うがいを取り入れることで、鼻腔内に付着したアレルゲンを効果的に洗い流すことができます。

子供・妊婦でもできるアレルギー性鼻炎の対処法

子供や妊娠中の方は、薬の使用が制限されることがあるため、安全な対策を知っておくことが大切です。

子供のアレルギー性鼻炎対策(薬の選び方・生活習慣)

✔ 小児用の抗ヒスタミン薬を使用(眠気が少ないものを選ぶ)しましょう

✔ 鼻うがいは生理食塩水を使うと安全です

✔ 寝室を清潔に保ち、ダニ・ホコリ対策を徹底

子供のアレルギー性鼻炎には、抗ヒスタミン薬や点鼻薬が有効ですが、医師と相談しながら適切な薬を選ぶことが重要です。また、生活習慣を見直し、部屋の清掃や食事の工夫で症状を軽減させることもできます。

妊娠中・授乳中でも使える安全な対策と治療法

✔ ステロイド点鼻薬は医師の指導のもとで使用可能です

✔ 漢方薬(小青竜湯など)が有効な場合もあります

✔ マスクや空気清浄機での予防を行いましょう

妊娠中や授乳中は、強い薬の使用が制限されることが多いため、漢方薬や鼻うがいなどの自然療法を活用するのがおすすめです。また、医師に相談の上、安全な点鼻薬を使用することも可能です。

アレルギー性鼻炎と快適な睡眠の関係

「鼻づまりで寝苦しい…」「朝起きると鼻が詰まっている」こんな悩み、ありませんか?

アレルギー性鼻炎による鼻づまりは、睡眠の質を大きく低下させる要因の一つです。快適に眠るための工夫を取り入れましょう。

鼻づまりで眠れないときの対処法(枕の高さ・アロマ・鼻テープ)

✔ 枕の高さを調整(高めにすると鼻づまりが軽減)

✔ アロマ(ユーカリ・ティーツリー)で鼻通りを改善

✔ 鼻テープ(鼻腔拡張テープ)を貼ると呼吸がラクに!

鼻づまりがひどい場合は、枕の高さを調整して気道を確保しやすくすることで、呼吸が楽になります。また、アロマオイルや鼻呼吸を促す鼻テープを活用するのも効果的です。

寝室の環境改善でアレルギー症状を軽減する方法

✔ 加湿器で湿度を50%前後にキープ

✔ 布団・枕はダニ対策カバーを使用

✔ 寝る前に鼻うがいをするとスッキリ!

寝室の空気環境を整えることで、アレルギー性鼻炎の症状を和らげることができます。布団や枕カバーをこまめに洗濯し、ダニの発生を防ぐことも重要です。

まとめ

アレルギー性鼻炎は、日々の生活習慣を見直すことで症状を大きく軽減できる病気です。寝る前の行動、室内環境の管理、食事の改善など、日常的に実践できる対策を取り入れることで、快適な生活を送ることが可能になります。

兵庫県伊丹市や川西市、宝塚市にお住まいの方で、アレルギー性鼻炎にお悩みの方は、お気軽に当クリニックにご相談ください。

(文責:つねだクリニック院長 常田和宏)